世界11位の錦織圭(28=日清食品)が、2年8カ月ぶりの優勝を逃した。同8位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)に3-6、6-7で敗れ、16年2月のメンフィスオープン優勝以降、決勝で9連敗となった。年末上位8人で戦うツアー最終戦ATPツアー・ファイナル(11月11日から・ロンドン)の出場権を争うレースでは今大会直前の得点3000点から3210点に伸ばし9位に浮上した。次戦は今日29日開幕のパリ・マスターズ。
9度目の挑戦も実らなかった。滑り出しの硬さが抜けないところを狙われた。全体的に球が浅く、伸びもなく、アンダーソンのパワーに押された。第1セットの1オールからの第3ゲーム。相手のサービスゲームで0-30。チャンスのフォアをわずかにアウトし、0-40となるところを逃した。続く第4ゲームで、8度のジュースで自分のサービスゲームを落とすと、それが、この日ただ1度のサービスブレークとなった。
優勝していれば、ツアー最終戦に向け、大きく前進できた。ただ、準優勝でも10位のイスナー(米国)とは145点差をつけた。4位のデルポトロ(アルゼンチン)が正式に表明していないが、右ひざの骨折で今季絶望とみられている。9位でも最終戦出場の可能性は濃厚だ。すべては次戦、29日開幕のパリ・マスターズにかかっている。これが最終戦前の最後の大会となる。


