アレセイア湘南(神奈川)が、85-57で松江商(島根)を退けた。

アレセイアはこの日もPG古木梨子(2年)がゲームメーカーとなり、ディフェンスからの速攻、速いパス回しで味方の得点を演出した。主将のC宮優里奈(3年)のポストプレー、PG寺林陽菜(3年)のドライブなどで前半10点のリードを奪うと、後半もSF渡辺菜緒(3年)の3点シュートなどで点差を広げた。

味方には得点させたが、自身は1回戦のように得点できなかった古木。「マークマンが昨日よりきつかった。迷ったのでシュートのリズムが作れなかった」と反省した。

次の3回戦の相手は大阪薫英女学院。昨年覇者の大阪桐蔭を大阪予選で破った優勝候補の一角に対し、古木は「相手は大きいので、(スペースが)空いたらシュートを狙う。自分が相手を引きつけて、優里奈先輩たちが(シュートを)打てるようにしたい」と撃破の構想を描いていた。