今夏の高校総体を制し、今大会で2年ぶり22度目の全国優勝を狙う桜花学園(愛知)が、107-52で熊本国府(熊本)に圧勝した。

桜花学園は1年生のナイジェリア人留学生オコンクウォ・スーザン・アマカをスタメンで起用。185センチの長身を生かし、ゴール下を支配させた。前半14分56秒間だけの登場で23点(10ゴール、フリースロー3本)、12リバウンド(オフェンス7、ディフェンス5)を決めた。

順当なら決勝で岐阜女との高校総体決勝の再現が見込まれる。その前には、総体2回戦残り3秒から64-63で逆転辛勝した昭和学院(千葉)との準々決勝を想定が想定される。井上真一コーチは「今日は緊張しないで入れた。明日からは気を許せない。目の前の試合に勝つだけ」と気を引き締めた。