津幡(石川)は70-86で、第2シード岐阜女(岐阜)の前に力尽き、初の決勝進出は成らなかった。

U-17代表のセンター中道玲夏(2年)が、180センチの長身を生かして両チームで最多の31得点、10リバウンドをマークしたが、高校総体準優勝の岐阜女のリズムを崩すことはできなかった。

東山耕平コーチ(38)は「プレッシャーをかけて走るウチのバスケを簡単にはさせてくれなかった。相手のディフェンス力でうまく攻撃できなかった」と岐阜女の実力に脱帽した。それでも23年ぶりのベスト4については「初戦から粘り強く、速いバスケでここまでやってこられた」と選手たちの頑張りをたたえた。そして「明日もう1試合できる。走り合いをしっかりやっていかないといけない」と2度目の3位獲得に照準を合わせた。