福岡第一が、86|63で東海大付諏訪(長野)を下して2年連続のベスト4進出を決めた。

速攻の応酬となった試合序盤、22得点を挙げた松崎裕樹(3年)を軸に確実に加点。一時点差が詰まった第2クオーター(Q)には、勝負どころで小川麻斗(2年)と古橋正義(3年)が3点シュートを決めて突き放した。

守備面では、素早いプレスで相手に自由な攻撃を許さず、203センチセンターのクベマジョセフ・スティーブ(2年)が14本のリバウンドを奪い、ゴール下の空中戦を制した。井手口孝コーチ(55)は「守備面は非常によかった。あと2試合で80%、100%の力を出せるように持っていきたい」と手応えを口にした。