フィギュアスケート元世界女王の浅田真央さん(28)が7日、東京・六本木で行われた、「東京ミッドタウンアイスリンクオープニングイベント」に参加した。

イベントのオープニングでは全国各地でアイスショーを行う「浅田真央サンクスツアー」の出演メンバーらと華麗なアイスショーを披露。日本では初めて屋外のリンクで滑ったといい「練習の時は上を見ると天井だったのですごく新鮮です。氷も本格的ですごく滑りやすかったです」と声を弾ませた。

昨年12月に行われた全日本選手権をテレビで見たという浅田。優勝した女子の坂本花織、グランプリファイナルで優勝した紀平梨花らの演技を見て「私も引退して、次の世代にバトンを渡せたと思う。世界のトップを目指して欲しいと思います」とエールを送った。また年末は断捨離を行ったといい「スッキリさせました」と洋服をゴミ袋20袋分捨てたという。

今年の「浅田真央サンクスツアー」は2月中旬から12月中旬まで、北は北海道、南は沖縄まで、長期間にわたって全国各地で行われる。「引退してからの方が皆さんの前で滑る機会が多いと思います」と笑顔。ツアーの最後は自身が生まれた名古屋市で行われる。「12月までケガなくしっかり滑りきることが目標。私が生まれた名古屋でできるので」と今年の目標を話した。