柔道のグランドスラム・パリ大会(9~10日)に出場する日本代表が5日、羽田空港から出発した。

12年ロンドン五輪女子57キロ級金メダルの松本薫(31=ベネシード)の引退発表を受け、ともに16年リオデジャネイロ五輪に出場した同48キロ級の近藤亜美は「すごく寂しい。強いのに全然いばらないし、親しみやすかった。ちょっと変だったけど、こういう人が五輪女王になるんだと思った」と名残惜しそうに語った。帝京大の後輩で同52キロ級の志々目愛も「試合への持って行き方など多くのことを学んだ」と話した。