2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は15日、東京都内で理事会を開催し、五輪・パラの開閉会4式典の予算を91億円から130億円に引き上げることを決めた。

企画、演出を進める上で概算の事業費を出したところ、招待時の立候補ファイルにある91億円では足りず、12年ロンドン大会の160億円、24年パリ大会の148億円を参考に130億円とした。

また、理事会の冒頭では大会招致に絡む贈賄疑惑でフランス司法当局の捜査を受けている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)が騒動について「ご心配をおかけしている点について、申し訳ない」と謝罪した。