東地区5位の秋田ノーザンハピネッツは、同地区首位でチャンピオンシップ出場を決めている千葉ジェッツに62-91で敗れ、11連敗を喫した。千葉には6連敗となり、今季1勝も挙げることができなかった。

難敵には違いないが、歯が立たない相手ではない。昨年末15節は3点差、さらに前回対戦の32節(3日)も、わずか2点差で敗退。ともに第4クオーター(Q)でひっくり返され、涙をのんでいる。この日も第1Qを制し、幸先よくゲームを動かしたが、やはり東のガリバーの壁は厚かった。結局、前半は7点差をつけられ折り返し、最後は29点差にまで広げられ大敗した。

これで15勝41敗となり、降格危険水域の5位に変わりはない。しかし、9日のBリーグ理事会で、B1ライジングゼファー福岡が資金繰りの問題を解消できなかったため、すでにB2ライセンス交付が決まった。西地区6位の福岡は今季の成績により4チームによるB1残留プレーオフ(PO)に進むことになっていたが、その出場資格すらなくなった。それに伴い、今季のB1残留POは滋賀レイクスターズ、秋田、横浜ビー・コルセアーズ、レバンガ北海道のうち下位2チームで争うことが決まった。今節終了時点では、北海道と横浜がこれに該当。秋田は勝率、勝利数ともに北海道と横浜を上回り、辛うじて残留POを逃れている状況だ。次節はホームで6位北海道が相手。絶対に負けられない戦いが、待っている。