アーティスティックスイミング(AS)日本代表は銅メダル4つで大会を終えた。ともに非オリンピック(五輪)種目のフリーコンビネーションは93・2333点で4位、混合デュエットFRの足立夢実(30)、安部篤史(36)組はTRに続く銅メダルを獲得。前回大会の銅1からメダル数は増えたが、五輪種目は宿敵ウクライナに4連敗。「世界4位」の格付けとなった日本が巻き返しを狙う。

最終種目フリーコンビネーションでもウクライナの壁に阻まれた。井村ヘッドコーチは「4位というレッテルは事実。受けて立たないと」と闘志を燃やした。乾は体の柔軟性を高めてソロのメダルを獲得したが、迫力のウクライナを上回るため、チームメンバーに対し「狙いを変える。方針を変える。体が少々硬くてもパワーで押しまくる。体から出る力を鍛え直す」とした。