日本バスケットボール協会は30日、8月31日に開幕するW杯(中国)の日本代表候補16人を発表した。

ウィザーズ八村塁(21)やグリズリーズ渡辺雄太(24)のほか、Bリーグ18-19シーズンで優勝したA東京からは最大となる5人が選出された。代表合宿中に右手を骨折した富樫(千葉)は外れた。

都内で会見した八村は「先輩たちもいい選手ばかりで、その中のチームに入れたことはすごく光栄。昨年崖っぷちの状態でオーストラリア戦からどんどん勝っていってW杯出場を決めることができてうれしいし、バスケットが盛り上がっている中でW杯、東京五輪に向けて日本一丸となってやっていくことを自分でも楽しみにしている」と話した。

日本代表は今後名古屋市内で合宿を行い(31日~6日)、その後、5試合の国際試合を戦って、W杯に向かう。W杯では、トルコ、チェコ、米国と対戦。フリオ・ラマス監督は「今までヨーロッパのチームに勝ったことがない。厳しい戦いだが、挑戦しがいのあるリーグだと思う」と語った。

代表候補選手は以下の通り。

安藤誓哉(A東京)、太田敦也(三遠)、比江島慎(宇都宮)、篠山竜青(川崎)、八村塁(ウィザーズ)、ベンドラメ礼生(渋谷)、竹内公輔(宇都宮)、渡辺雄太(グリズリーズ)、安藤周人(名古屋)、竹内譲次(A東京)、馬場雄大(A東京)、ファジーカス・ニック(川崎)、田中大貴(A東京)、シェーファー・アヴィ幸樹(A東京)、渡辺飛勇(ポートランド大)、張本天傑(名古屋)。