新たな歴史を作って予選突破を狙う。31日開幕のバスケットボール男子のワールドカップ(W杯)中国大会に出場する日本代表のラマス監督は30日、試合会場での初練習後に会見し「鍵となる戦いが近づいてきた。期待している」と自信をのぞかせた。

世界ランキング48位の日本の1次リーグE組初戦は9月1日のトルコ戦で、同17位の強豪から対欧州勢初勝利の期待がかかる。指揮官はディフェンスで逆転勝ちした24日のドイツ戦を踏まえ「トルコの攻撃も似ているので参考になった。1日までトルコの準備に充てる」と話した。(上海=松熊洋介)