16年リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダル萩野公介(25=ブリヂストン)が、シンガー・ソングライターmiwaと結婚判明後初のレースに臨んだ。予選2組4レーンで登場して、2分0秒44の同組1着で午後の決勝に進んだ。

萩野は予選後、miwaとの結婚と今冬の第1子誕生について初めて口を開いた。「力を得ましたので、この決勝も全力で頑張ろうと思います。(周囲に祝福されて)すごくうれしいです。(彼女は)僕の状況も分かっているし、国体が大事と分かってくれている。応援してくれている。結婚したことにより、支えになっているので、その支えを糧に目指すところを目指していくだけかなと思います」と話した。

決勝ではまず日本代表候補入りの基準タイム1分59秒23突破が目標になる。8月下旬には「1分57秒台は出したい」と手応えを口にしている。8月のW杯東京大会で半年ぶりのレースに復帰しており、今大会が2戦目となっている。「W杯よりも確実にいい」と話した。「ダブルの喜び」を励みにして、東京五輪に向けて突き進む構えだ。