バスケットボールB1リーグの三遠ネオフェニックスは30日、ブライアン・ロウサム監督(54)の契約解除を発表した。

双方合意の上で、28日付。解任の理由について、鹿毛誠一郎GM(ゼネラルマネジャー=44)は「開幕10連敗、昨季から数えるとレギュラーシーズン15連敗と球団史上にない苦境に陥っている。危機的状況に変化をもたらし、戦う集団となるため、今回の決断に至りました」とコメントを出した。一方で「開幕以降、けが人も多い中で、ロウサム氏が真摯(しんし)に我慢強くチームを指揮してくれたことに対して敬意を表し、感謝しています」とした。

後任監督には、2016年からアソシエイトヘッドコーチを務めていた河内修斗(しゅうと)氏(34)が就任。「今季いまだに勝利を挙げられず、支えていただいているみなさまに大変申し訳なく思っております。自分がプレーヤーとしても、アシスタントコーチ、アソシエイトヘッドコーチとしても育てていただいた、歴史と伝統ある三遠の誇りを再び取り戻せるよう、責任と覚悟を持って戦っていきます」としている。併せて、鹿毛GMがアシスタントコーチを兼任することも発表された。