ショートプログラム(SP)2位の宮原知子(21=関大)がフリー142・27点を記録し、合計211・18点で2位に入った。

新フリー「シンドラーのリスト」をミスなしで演じ、今季自身のGP初戦で表彰台に上がった。SP6位の本田真凜(18=JAL)は、ジャンプでミスが重なり7位。シニア転向1年目のシェルバコワ(ロシア)が第1戦のスケートアメリカに続いて優勝し、GPファイナル(12月、イタリア・トリノ)進出を決めた。

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ジャンプで転倒や回転不足が目立つなど、SPに続いて精彩を欠いた本田は「あんまりいい演技をするイメージが出来なかった」と肩を落とした。6位だったスケートカナダに続いて7位となり、ファイナル進出の可能性はほぼなくなった。今後に向け「目標がなくて、まずはそれを決めること。スケートが好きなのでその気持ちを伝えられたら」と声を振り絞った。