BC4(運動機能障がい)で江崎駿(18=法大)が2連覇へ王手をかけた。1次リーグ最終戦で古満渉(34=広島市役所)に3-5で敗れたが、準決勝では内田峻介(17=山口県立山口南総合支援学校)に6-2の逆転で快勝。決勝は古満とのリマッチになる。

今大会4クラスの優勝者は東京パラリンピックの代表に条件付きで内定するが、08年北京大会で初参加以来、日本選手のBC4での出場はなく、決勝には史上初代表の座がかかる。

BC2(脳性まひ)の決勝は、3年連続6度目の優勝を目指す杉村英孝(37=伊豆介護センター)と3年ぶりの王座奪回、8度目の優勝を狙う広瀬隆喜(35=西尾レントオール)の対戦になった。

BC3(脳性まひ、運動機能障がい)では3連覇がかかる河本圭亮(21=東郷町施設サービス)と初優勝を狙う有田正行(39=電通アイソバー)が、BC1(脳性まひ)では10度目の優勝を目指す藤井友里子(47=アイザック)とこれまで5度準優勝に泣いている中村拓海(21=愛徳福祉会)が決勝に進んだ。

決勝、3位決定戦は22日に行われる。