国際スケート連盟(ISU)は11日(日本時間12日)、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、フィギュアスケートの世界選手権(18日開幕、カナダ・モントリオール)中止を発表した。

日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア部長は、以下のようにコメントした。

「今回の中止は、この大会に向けて準備してきた選手たちには大変残念なことと思いますが、WHOがパンデミックと発表した新型コロナウイルスのこのような状況では、選手、観戦に来られるファンの方々、関係者などの安全を考えると、致し方ないと思います。

選手たちは、つらいことと思いますが、気持ちを切り替えて、来シーズンに向かって、さらに良い演技を見せられるよう、頑張ってほしいと思います。また、1日も早くこの状況が終息することを願っております」

世界選手権には男子の羽生結弦(25=ANA)、女子の紀平梨花(17=関大KFSC)らが出場する予定だった。