バスケットボールBリーグB1の宇都宮は18日、田臥勇太(39)との契約継続を発表した。

田臥はチームを通じて「いつもたくさんの応援ありがとうございます。20-21シーズンもブレックスでプレーできることを大変うれしく思います。バスケットができる喜びと感謝の気持ちを忘れずに、チーム全員、そしてファンの皆さんとともに力を合わせて戦っていきたいと思います」とコメントを発表した。

田臥は秋田・能代工時代に3年連続3冠を達成。04年にはサンズの開幕ロースターに入り、日本人で初めてNBAのコートに立った。08年から日本に戻り、日本リーグの栃木(現宇都宮)でプレー。Bリーグ1年目の16-17シーズンでは、チームを初代王者に導いた。ここ数年はケガに悩まされ、19-20シーズンは13試合の出場。プレー時間も少なく、1試合平均9分で1・6得点、0・7アシストに終わり、不本意なシーズンとなった。

20-21シーズンが始まる10月には40歳を迎える。以前から「1年でも長くやりたい。つらいと思ったことは1度もない」と話す田臥が、バスケットが好きという純粋な気持ちを持ち続け、不惑のシーズンに向かう。