日本卓球協会の宮崎義仁強化本部長は22日、新型コロナウイルスの影響で国際大会の再開が見通せない中、東アジアでの大会やイベントの開催を計画していることを明かした。

中国、韓国、台湾などとの交流を模索。「国際卓球連盟の大会再開を待っていてもいつになるか分からない。東アジアの仲間で交流できれば」と話した。

同協会は同日、約2カ月半ぶりとなるナショナルチームの合宿を再開。来年の東京五輪代表では男子の丹羽孝希(スヴェンソン)、女子の伊藤美誠(スターツ)平野美宇(日本生命)が参加した。男子代表の張本、女子代表の石川は7月から参加する予定で、男子代表の水谷は未定。選手約20人が久々のナショナルトレーニングセンターで汗を流した。宮崎氏は「元気よく体を動かす姿を見てうれしかった」と話す一方で、「彼ら(選手)の上司としてこの間、何も出来なかったことを謝った」と明かした。