昨季全日本選手権3位と躍進した川畑和愛(18=早大)が、2年連続の「ワルツ」で違った魅力を披露した。

今季のショートプログラム(SP)「黄昏のワルツ」は昨季と同じワルツだが、曲調はゆったり。冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループから持ち味の高く、ダイナミックな跳躍をみせ、3回転ループ、さらに全身を大きく使ったステップなどでも表現力の高さを発揮した。

演技後には「滑らかでおとなしく、エレガントに踊れるように意識しました。今日は少し、試合の形式で滑るのが久しぶりで緊張していた。足元や腕が硬くなってしまったところもあった。本番になっても滑らかに滑り、その中にアクセントを出せるようにしていきたいです。今季は大会での目標は全日本選手権でもう1度表彰台に乗ることで、不安定なスケジュールになることもあるので、目の前の目標を達成して積み重ねる」と述べた。