日本カーリング協会は14日、新型コロナウイルス感染症に伴う措置として、12月末まで強化費による海外合宿中止と、国内チームの海外大会参加を認めないことを発表した。13日の理事会で決めた。同協会は10月末まで同様の措置を行うことを決めていたが、感染状況を鑑みて、2カ月の延長を決めた形だ。

国際連盟は9月2日に、北海道稚内市内で予定されたパシフィック・アジア選手権(11月)の中止を決定している。22年北京オリンピック(五輪)につながる大会だったが、コロナ禍で断念となった。同選手権では21年世界選手権の出場権がかかっていたが、国際連盟は中止に伴って、男女日本代表に世界切符を与えることを発表している。