出場選手最年長の小川直久(48)が、地元での大会で最終日に進出した。

この日の「ラウンド2」では、弟・幸男(35)との兄弟対決が実現。熱戦を制すると、「ラウンド3」でも1位通過して、12人が進出する最終日(16日)に駒を進めた。

小川直は「激戦組であったり、弟との対戦でもありましたが、余計なことは考えず、今できることに集中して挑めたのが良かったと思います」と振り返り、最終日に向けて「今日よりも波も高そうなので、今日のように気張らずに目の前のことに集中して挑みたいです」と意気込んだ。

またJPSA副理事長も兼任しているが今大会の開催に「コロナ禍で大会が中止になっていてこうしてサーフィンができる喜びとしかも地元で開催できたことに感謝しています」と話しつつ「オリンピック(五輪)種目になったことで、メジャースポーツの仲間入りできたことが最高にうれしいです。できれば選手として参加したかったですが、代表選手を応援したいですし、サーフィンの魅力を全国の皆さんに知ってもらえるように、伝えていきたいです」と話した。