同大を率いる元神戸製鋼の伊藤紀晶新ヘッドコーチ(HC)が、後半の失速を課題に挙げた。前半はCTB稲吉渓太(3年)の先制トライなど35-7と圧倒。FW、BKが一体となって前に出る展開が続いたが、後半は無得点に終わった。

伊藤HCは「前半の40分はいい集中力。でも後半の40分は点差が開いて、気が緩んだところがある」と改善点をはっきりと指摘した。

前節は摂南大に37-19で勝利。11月から始まるリーグ戦で5年ぶりの優勝を目指すが、関西4連覇中の天理大など強敵がそろう。週末にグラウンドで指導する伊藤HCは「同志社は強くないチーム。15人、(ベンチ入りの)23人で戦わないといけない」とキッパリ。次節の24日近大戦を経て、勝負の舞台へ進んでいく。