ショートプログラム(SP)4位の川畑和愛(18=早大)はフリー97・62点、合計155・97点で5位だった。

昨年の全日本選手権で、ジュニアながら銅メダルと活躍した。

SPでは転倒した冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプを決めきったが、後が続かなかった。3回転ループが1回転に。「ループで失敗してしまい。その後に立て直せず、練習の1番悪いやつが出たかな」。最も自信を持つジャンプのよもやの失敗が、その後に影響を及ぼし続けた。フリップ、ルッツの3回転でも転倒が起きた。全身を大きく使ったステップでは持ち味を発揮したが、得点は伸びなかった。

次戦はNHK杯、年末には昨年はジュニアながら銅メダルと躍進した全日本選手権が控える。「ループは自信をもって跳べるジャンプなので、絶対にしてはいけないミス。NHK杯でも全日本でも2度と同じミスをしないように反省して次に臨みたい。練習が本番につながるように、練習から集中してやる。試合で出し切れるように頑張りたい」と強い決意をみせていた。