19年全日本ジュニア優勝の河辺愛菜(16=木下アカデミー)は63・62点だった。

冒頭のトリプルアクセル(3回転半)で転倒したが、3回転ルッツ、後半の3回転フリップ-3回転トーループはしっかりと決めた。スピン、ステップでレベル4を並べ、転倒から挽回してみせた。

-演技を終えて

河辺 久しぶりに観客がある試合で緊張して焦っていたんですけど、そのなかでも落ち着いていけたのでそこは良かった。

-3回転半について

河辺 朝の公式では、まあまあ調子よかったんですけど、6分間(練習)であまり調子が良くなくて、切り替えていこうとは思ってたんですけど、失敗してしまったので、まだまだ練習が必要かな。切り替えてフリーはやりたい。

-他の要素については

河辺 ジャンプはルッツでコンビがつけられなくて、フリップにつけて跳んだのは良かった。練習していたことなので焦らずにいけたのは良かった。スピン、ステップですべてレベル4は初めてで、すごくうれしかった。ショートの事は気にせずに切り替えて、フリーで自分の一番良い演技ができるように頑張りたい。

-スピンについて

河辺 レベルを全て取って、ステップで加点をたくさんもらえること目標で、それを達成できてすごくうれしかったです。

-眼が赤いように見えますが?

河辺 やっぱりアクセルを練習してきて成功できなかったので、安心はしているんですけど、悔しい気持ちが大きいです。

-学べたことは?

河辺 朝の公式で調子が良くても6分で崩れてしまったり、そこで焦らずにするのは今後の課題。ショートでミスした分、フリーでは落ち着いていきたい。