11月27日、F1第15戦バーレーンGP初日のフリー走行がバーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれ、フリー走行1回目・2回目ともにルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がトップタイムを記録した。

予選・決勝が行なわれるのは日が傾く午後5時であり、日中に行なわれたフリー走行1回目は参考程度。予選・決勝とほぼ同じ時間帯である午後6時から90分間のフリー走行2回目がマシンセットアップと決勝想定のロングランを行なう上で肝要なセッションとなった。

ピレリが持ち込んだソフトタイヤは柔らかすぎて1周アタックでタイムを出すのが容易ではなく、決勝想定でも性能低下が大きいことが判明。その中で前戦トルコGPで7度目のタイトル獲得を決めたハミルトンが安定の走りを見せ、1分28秒971のトップタイムを記録した。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は0.347秒差の2位、アレクサンダー・アルボンは挙動を乱して激しくクラッシュを喫してしまった。アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーが6位、ダニール・クビアトが9位と好位置につけた。

(米家峰起通信員)