男子で3位に入った本田ルーカス剛史(18=木下アカデミー)が、ジュニアらしい初々しさを見せた。

今大会には「憧れ」という、アイスダンスの高橋大輔(34=関大KFSC)が出場。第1部と第2部の間に設けられたトークタイムで「話はできたか」と問われると「なんか恐れ多くて…」と照れ笑いし「『お疲れさまです』っていう言葉しか、かけられていないです」と明かした。

11月23日まで行われていた全日本ジュニア選手権で初優勝。続けてやってきたNHK杯を終えて「全然いい演技ではなかったですが、会場の雰囲気を楽しみながら滑れたと思います」と振り返った。

本田同様に全日本ジュニア選手権で優勝し、今大会の女子で3位に入った松生理乃(16=愛知・中京大中京高)は「疲れもあったし、NHK杯という大きな舞台で緊張もあったけれど、楽しく滑れました」。今後に向けては「どんな試合でものびのびと楽しく滑ることと、どんなジャンプでも、ステップでも、スピンでも、観客の方を魅了できる選手になりたいです」と意気込んだ。