新潟アルビレックスBBはこのカード連敗を喫した。サンロッカーズ渋谷に72-97で敗れた。

前半はCジェイソン・ウォッシュバーン(30)、PFアレン・ダーラム(32)がフル出場するなど9点差で食らいついたが、ミスの連鎖を止められずに失速。最終的に25点の大差をつけられた。

ミスからの失点でリズムを崩す、前日5日と同じパターンで新潟は黒星を重ねた。前半はウォッシュバーンとダーラムが20分間出場し39-48とビハインドはひと桁。だが第3クオーターは終盤に連続7失点するなど主導権を握られ、相手の猛攻に屈した。この試合のターンオーバーは16を数えた。

「結果的に力負け」。大敗を受け止めた福田将吾監督(36)は「点差を詰めても、それ以上は詰められなかった」と追い上げた流れでのミスを悔やんだ。この試合でSF池田雄一主将(37)が12得点。自身今季2度目のふた桁得点で、あと7点に迫っていた個人通算5000得点を達成した。それでも「決めても大差で負けてしまったので…」と喜びはない。「チームが一丸になるようにしないと」と次節千葉戦(9日、アオーレ長岡)に向けて気持ちを切り替えた。