4年連続17度目の優勝を飾った青森西は全国8強を目標に掲げる。

今秋の県大会は相手を寄せ付けない強さを発揮し、全3試合でストレート勝ち。チーム主将も務めるリベロ柳瀬栞(3年)は「本戦でも、コンビネーションバレーを貫く。最後の大会になるので、全てを出し切りたい」。高1の冬から経験する春高の舞台。3年間の集大成を披露するつもりだ。

強さの秘訣(ひけつ)は意識の高さにある。柳瀬は「試合で安易なミスは許されない。そこは厳しく指摘し合った」。普段の練習から甘さを見せず、本番さながらの雰囲気で汗を流し、4連覇につなげた。

初戦は来年1月5日、7年連続44度目出場の強豪・就実(岡山)と対戦する。柳瀬は「今までやってきたことを信じて、1つでも多く勝ちたい」と力を込めた。