昨季Vリーグ王者のJTが東レを3-0で下し、大会初優勝を飾った。

Vリーグ1位と2位と好調な両者の一戦。11月のリーグ戦では日本代表の石川真佑と黒後愛、リーグ総得点現在1位のクラン・ヤナに計58点(サービスエース含む)奪われ、JTは1-3で敗れた。今回はリベロの小幡主将を中心に粘り強い守備で封じ、計29点と半分に抑えた。

攻撃はオポジットのドルーズ・アンドレアが、1セット目からエンジン全開。エースのスパイクが次々と決まり、25-21、25-18と連取。最終セットも勢いそのままに、リーグ開幕から13連勝中と首位を走る東レを最後まで寄せ付けず。大会初優勝を手にした。

吉原知子監督は「(東レは)攻撃力がすごくあるチームでなんとか勝ちたいと思っていた中、良い準備ができた。ブロックとレシーブの関係がうまくいき、勝利に結びついた」。ドルーズは「サイドからのオフェンスを活性化することができて良かった」と優勝を喜んでいた。【平山連】