ラグビー、トップリーグ(TL)のパナソニックは21日、スーパーラグビーの強豪レッズ(オーストラリア)と業務提携契約を締結したと発表した。

今後はクラブ運営や選手の強化育成などについて積極的に意見交換を行い、21年12月には県営熊谷ラグビー場で国際親善試合を予定している。パナソニックのロビー・ディーンズ監督は「今回の提携は関係団体全てに利がある真の可能性を秘めた素晴らしい先行事例となります。業務提携を活性化することだけでなく、これまでの歴史を振り返る機会をつくり、楽しみたいと思っています」とコメントした。

群馬県太田市を拠点とするチームは、21年8月に埼玉県熊谷市に本拠地を移転する。19年W杯でも使用したラグビー場西側の約3万平方メートルにクラブハウスや練習グラウンド、屋内練習場や4階建ての宿泊棟(全247室)などを新設する。ラグビーを通じて地域振興にも取り組む「地域密着」をテーマに、22年1月開幕を目指す新リーグへ準備を進めている。