来年1月4日に開幕する第1回全国U15バスケットボール選手権(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)の新潟県女子代表の「NIIGATA PHOENIX」がコロナ感染拡大の影響で出場辞退を決め、28日に日本バスケットボール協会に辞退の申請を受理された。チーム内で感染者や濃厚接触者はいないが、高校受験を控える選手や周りの受験生の状況なども配慮した上で、首都圏開催の大会への出場を控える苦渋の決断。27日の練習前に松川知克監督(56)が選手に伝えると、選手は泣き崩れたという。松川監督は「残念という言葉しかない。ただ、これが一番、ベターな選択だった。そう思うしかない」と苦しい胸の内を明かした。