2連覇を狙う早大が帝京大との接戦を下し、今年も国立競技場での決勝(11日)に駒を進めた。関東大学対抗戦A(11月1日)では早大が45-29で帝京大に勝利。全国ベスト4での再戦も制し、頂点へ王手をかけた。

試合後の早大の場内インタビューは以下の通り。

【相良南海夫監督】

-最後は6点差に詰め寄られる熱戦だった

おそらく、最後まで拮抗する試合になると。我慢強く粘り強く、選手が最後まで戦ってくれた。

-最後にノックオンを誘ったFW陣について

ディフェンスを積み上げてきたチームなので、選手たちが体を張って、いいディフェンスしてくれた。

-オフェンスでは1次攻撃でトライを奪った

そうですね。継続する中で崩す練習もしてきたんですけれども、モールでスコアできたのは良かったかなと思います。

-対抗戦ではミスもあった。選手権では

早明戦で、自分たちのミスで流れを失った。立ち返って、基本をやろうと。選手が積み重ねてくれて選手権に入って、成長してくれている。

-帝京大の印象は

フィジカルバトルになるということで、非常にタフになった試合で選手が体を張ってくれた。1つ成長できたかなと思います。

-11日の決勝へ

あと9日あるので、1個1個、積み重ねて、また成長した姿を見せたいと思います。

【NO8丸尾崇真主将】

-勝利の瞬間は

本当に、うれしかったです。

-最後、脚を痛めている場面があった。状態は

大丈夫です。

-試合を振り返って

激しい、厳しい試合になることは想定していた。その中で戦い切れた。

-決勝へ

1日1日を大事にして、また積み上げて、もう1回「荒ぶる」を歌いたいと思います。

【2トライのFB河瀬諒介】

-(河瀬が)ボールを蹴り出した試合終了。その瞬間の思いは

厳しい試合になると分かっていたので率直にうれしかったです。スペースを見た、いいアタックができました。

-昨年も決勝を経験している立場から見た現チームは

1年間を通してディフェンスを積み上げてきたチームなので。ディフェンス力が、いいチームかなと思います。

-決勝へ

あと1試合なので、それに向けて積み上げていけたらいいかなと思います。

【木下淳】