早大(関東対抗戦2位)が、歴代最多失点を喫して2連覇を逃した。悲願の初優勝を遂げた天理大(関西1位)に55点を奪われ、最後まで前回王者として健闘したものの、今年で57回目を数える決勝のワースト記録を塗り替える結末となった。
試合後に行われた相良南海夫監督(51)とNO8丸尾崇真主将(4年=早実)の、主な会見内容は以下の通り。
-丸尾主将へ。決勝を最後に競技の第一線から離れるのか
丸尾主将 はい。留学を考えています。
-(早実の初等部から早稲田一筋で)ずっと日本一を目指してきた。振り返って
つらいこともあった。ここで最後、優勝することがかなわず競技から離れるのは心残り、やり切れなかった思いはありますけど、この経験があったからこそ前に進めた、と言えるような人生を歩みたい。
-対抗戦の早明戦で負けてから
相良監督 あの時は受けてしまって戦っていなかった。今季のテーマの「バトル」を1つ1つ、また積み上げようと。急激にというか、何か新しいことをしたわけではないけど、負けて1週間くらい暗いムードだったところから立ち直ったところ、マインドが戻ってきたところが成長かな。