バスケットボール女子のWリーグは12日、東京・国立代々木第2体育館で24日に予定していたオールスター戦を、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止にすると発表した。

緊急事態宣言下の東京都内での開催となることや、全国各地からの来場者が見込まれること、多くの選手やスタッフが1都3県を経由しての移動になることを踏まえ、安全を最優先に考慮すべきとの判断から、中止の決断に至った。

リーグは「(観客や選手が)安心してイベントを楽しんでいただける時期を再検討し、改めて開催ができるよう準備を進める」と、別の時期の開催を目指す意向も示した。

オールスター前日の23日には、コロナ禍で打ち切りとなった前シーズン限りで引退した選手による「ラスト・ゲーム」も企画されていた。この特別試合についても、時期を再検討したうえで実施へ向け準備していくとした。

男子のBリーグは今月15、16日に水戸市でのオールスター開催を行うはずだったが、新型コロナ感染拡大の影響を受け、9日に中止が決まった。