バレーボール元女子日本代表で昨年に引退した新鍋理沙さん(30=SAGA久光スプリングス)が、Vリーグ功労賞を受賞した。Vリーグ女子では木村沙織さん、山口舞さんに次ぐ3人目。所属事務所が21日に発表され、新鍋さんが受賞したことへのコメントを寄せた。

鹿児島県霧島市出身の新鍋さんは、宮崎・延岡学園高卒業後に久光製薬スプリングス(現・久光スプリングス)に入団。攻守の両面で存在感を発揮し、特にサーブレシーブは随一の腕前だった。久光でも東京五輪を目指す日本代表でも欠かせなかった。右腕のけがと向き合いながら延期された五輪で納得のいくプレーができるか悩んだ末、昨年6月引退を発表した。

新鍋さんは「このような素晴らしい賞をいただけて、大変うれしく思います。そして支えてくださった皆様へ心から感謝申し上げます。この賞に恥じないよう、これからも精進して参ります」とコメントした。