萩野公介(26=ブリヂストン)が、日本選手権(4月、東京アクアティクスセンター)を前にして、最後の実戦に臨んだ。男子200メートル自由形8組に出場して、1分48秒83で同組2位に入った。トップは江原騎士の1分47秒78だった。

同種目の日本記録は松元克央の1分45秒13で、萩野の自己ベストは1分45秒23。なお五輪派遣標準記録は1分45秒76となっている。

萩野は昨年12月の日本選手権で個人メドレー2冠を達成。2月のジャパンオープンでは個人メドレーの400メートルで6位だったが、2日後の200メートルで優勝した。大会期間中にパフォーマンスを立て直して、その後の強化期間でも安定した力の発揮を目指している。

今大会はタイムレース決勝の形式で、調整試合として臨んでいる。萩野は第1日に200メートルの自由形と背泳ぎ、最終日に100メートル背泳ぎ、200メートル個人メドレーの4種目にエントリーしている。