日本人7年ぶりのF1ドライバー角田裕毅(20=アルファタウリ・ホンダ)が、27日(日本時間28日)に行われた開幕戦バーレーンGP予選で13位につけた。

予選は1次、2次、3次と3回にわたって行われ、最終10人で争う3次(Q3)には進めず2次(Q2)で敗退。それでも、1次では全体の2番目のタイムを出し、世界に衝撃を与えた。

Q2では、チーム戦略でミディアムタイヤを選択しアタックも、思うようにタイムが伸びなかった。角田は予選終了後「今日はすごくがっかりした。でも明日は気持ちをリセットしてF1デビューの日を楽しみたい」と前向きに話した。

ホンダ勢ではレッドブルのフェルスタッペンが1分28秒997とただ一人28秒台でポールポジションを獲得。角田の同僚のガスリーも5位と好位置につけている。マシンの戦闘能力の高いホンダ勢にあって角田が13位からどこまで順位を上げるか注目だ。