パナソニックがヤマハ発動機に55-19で圧勝し、ホワイトカンファレンス首位通過を決めた。

前半1分、SO山沢拓也のキックパスを相手が取りこぼし、それを拾ったWTB竹山晃暉が約30メートル独走して先制トライ。その後も2トライを奪い、前半を21-12で終えた。

後半もパナソニックペースで試合が進んだ。同39分には、途中出場のWTB福岡堅樹がダメ押しトライ。6日に順大医学部に入学し、“医学生初トライ”となった。試合後、テレビインタビューに応じた28歳の医学生は「最後まで残り限られた試合かもしれないが、みなさんの記憶に残るようなプレーをしたい」とファンへメッセージを送った。

この日は今季限りで現役引退を表明してる福岡と、ヤマハ発動機のFB五郎丸歩との競演も期待されていた。しかし、控えの福岡が後半に途中出場、先発の五郎丸が前半途中に交代したため実現しなかった。