東京オリンピック(五輪)の団体枠4人をかけた選考会の第1戦を村上茉愛(日体ク)が2連覇で制した。

4種目で争う個人総合で、予選と合わせて合計112・564点。平均台での落下はあったが、床運動などでの難度の高さと出来栄えで他選手を引き離した。

2位には予選2位の畠田瞳(セントラルスポーツ)が110・498点、3位には14年世界選手権代表の平岩優奈(NPO戸田スポーツクラブ)が108・631点、19年世界選手権代表の杉原愛子(武庫川女子大)が108・498点で4位、16歳の相馬生(朝日生命)が107・831点で5位、3大会連続の五輪出場を狙う寺本明日香(ミキハウス)は107・162点で6位だった。

今大会の得点を持ち越して行われる5月のNHK杯(長野)で上位3人に入れば、代表に決定。残りの1人がチーム貢献度で決まる。