女子フリーは坂本花織(21=シスメックス)が自己最高の150・29点で2位、紀平梨花(18=トヨタ自動車)は5位。国別ではロシアが125点で初優勝し、日本は107点で3位となった。

腰痛を抱える紀平が5位と苦しんだ。3回転半や4回転サルコーの大技を回避したが、中盤の3回転フリップ-2回転トーループの後半に転倒。応援席の仲間に手を合わせて「最悪は棄権も考えたんですけれど、滑りきれたことは良かった」と振り返った。腰は大会前に痛め、2日前のショートプログラム(SP)後には「歩けないぐらい」の痛みがあったという。来季に向けて「今は休んでケアをしたい」と仕切り直す。