メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが自身通算100回目となるポールポジションを獲得した。

予選に向けたセットアップ変更が失敗に終わったものの、予選の中で微調整を加えて行き最後にまとめ上げた。

「フリー走行3回目でマシンの感触は良かったからギャンブルではあったけど、マシンをさらに良くするために変更を加えたものの、予選を走り始めてすぐに失敗だったことが分かった。アンダーステアが強くて曲がっていかない状態だったけど、走りながら少しずつ微調整を加えていってQ3最初のアタックでは最もクリーンなラップが決められた。1/1000秒ずつの積み重ねだよ」

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは0.036秒差の2位で、「Q1では少し苦しんだけどQ2以降は良くなった。でもQ3では突風の影響もあってコンディションが良くなかったんだ」と悔しがった。

アルファタウリ・ホンダ勢も苦戦を強いられ、ピエール・ガスリーは12位、角田裕毅はやはりアンダーステア傾向で曲がりにくいマシンで僅かにコースオフを喫し、16位でQ1敗退となった。(米家峰起通信員)