ウィザーズのウエストブルック(32)が、大記録を打ち立てた。

この日のホークス戦の第4クオーター途中に10個目のリバウンドをマーク。この時点での21得点、16アシストと合わせて、歴代最多を塗り替える182回目のトリプルダブルを達成した。8日の試合で、60~70年代にかけて活躍したオスカー・ロバートソン(ロイヤルズなど)が持つNBA歴代最多記録に並んでいた。

トリプルダブルとは、個人主要記録5部門のうち3部門で2桁を記録することを指す。

米国出身のウエストブルックは08年ドラフト1巡目全体4位で指名され、サンダーの司令塔として活躍。17年にはMVPに選出された。その後、ロケッツを経て今季からウィザーズに移籍した。12年ロンドン五輪では米国代表として金メダルを獲得した。

強いリーダーシップの持ち主で、今季から同僚となった八村塁からは敬意を込めて「センパイ」と呼ばれている。NBA屈指のファッションリーダーとしても知られる。