7度の大会優勝を誇る世界8位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)が、98年大会本戦初出場以来、自身初の1回戦負けを喫した。同100位のサスノビッチ(ベラルーシ)と対戦し、第1セットの第5ゲーム目で足を滑らせ、第7ゲーム途中で棄権した。8度の最多優勝を誇る男子のロジャー・フェデラー(スイス)の試合は2セットオールで相手が棄権した。杉田祐一(32)、土居美咲(30)は敗れた。

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8度の男子最多優勝を誇るフェデラーが、相手の棄権で何とか1回戦を突破した。「どっちに転ぶか分からなかった。ラッキーだった」と、ほっとした表情を見せた。相手のマナリノが第4セットの終盤で足を滑らせた。その影響で2セットオールになった時点で、相手が棄権。「負けててもおかしくなかった」と話した。