バレーボール男子のアジア選手権が開幕し、日本が初戦でカタールと対戦した。

第1セット序盤から猛攻を仕掛け、格下相手に幸先よく25-20で先取した。

主将の石川祐希(25=ミラノ)が背中の痛みで先発メンバーから外れる中でも、日本は第1セット終始押し気味に展開。東京オリンピック(五輪)最年少代表入りしたアウトサイドヒッターの高橋藍(20=日体大)をはじめ、大塚達宣(20=早大)、攻撃専門のオポジットとして代表デビューを飾った宮浦健人(22=ジェイテクト)ら若い戦力が得点を重ねた。

第2セットは一進一退の展開が続く中、途中出場した高梨健太(24=名古屋)などの活躍で25-23と連取。勝利まで残り1セットとした。終盤に出場した高梨が仕事人ぶりを発揮。チームの課題としていたブロックで得点を奪った。最後は難しい態勢からスパイクを放ち、このセットを物にする得点を奪った。