日本卓球協会は24日、10年後の創立100周年へ向けた事業計画を発表し、国内に卓球の聖地となる専用競技場の建設を目指すと発表した。現時点で建設地は決まっていないが東京体育館のような既存施設ではなく、新設を目指す。

星野一朗専務理事は「テニスのウィンブルドン、ゴルフのセント・アンドリュースのように選手が目指したいと思う聖地にしたい」と話した。整備費については「民間資金か行政と連携しての公金活用か、またはその両者かは今後の検討」とした。31年の完成を目指しつつも期限とはせず、大きな方向性として専用競技場建設のビジョンを掲げた。

宮崎義仁強化本部長は24年パリ五輪の後には、欧州のチャンピオンズリーグと同じような「アジアリーグ」の設立を目指すと宣言した。