B1秋田ノーザンハピネッツが24日、秋田市内の彌高(いやたか)神社で必勝祈願を行い、選手、スタッフら約50人が参加した。昨季はB1でクラブ最多勝の28勝をマーク。しかし、強豪ひしめく東地区で7位となり、チャンピオンシップ進出は逃した。今季は10月2日のホーム茨城ロボッツ戦で開幕。昨季の主力が残留し、補強も成功した。充実のロースター(登録選手)13人でリーグ優勝を目指す。

必勝祈願を終えた中山拓哉主将(27)が力強く決意表明した。「今季の目標は優勝なので、優勝するということと昨季は(個人的に)けがで悩まされたので、けがをしないシーズンにしたいです」。秋田伝統の激しい守備をベースに攻撃力も磨いてきた。「僕たちの持ち味はディフェンスだが、勝つためには、よりオフェンスをやらないといけないと取り組んできた。それを開幕から出していきたい」と昨季との違いを示す。

チームカラーのピンク色で染まるホームから今季が始まる。中山は「開幕戦をホームでやることができて、僕たちが優勝を掲げている中で、最初の試合はすごく大切になる。秋田県一体となって一緒に戦ってください」と県民に呼びかける。茨城に2連勝し、スタートダッシュを決める。【山田愛斗】