6年目を迎えるバスケットボールBリーグが30日に開幕する。他カードよりも一足早く行われる琉球-A東京(沖縄アリーナ)を皮切りに、1部(B1)の22チームが東西2地区に分かれて戦い、頂点を目指す。

開幕戦は、初年度と同じ組み合わせとなった。琉球の岸本隆一は開幕前に「東京五輪も終わり、みんなが注目する開幕カード。多くの人に良い試合だったと思ってもらえれば」と熱戦を約束。一方、2年ぶりの王座奪還を目指すA東京は、日本代表候補だったロシターらが加わり戦力がさらに充実した。東京五輪代表の田中大貴は「トップでいたいとの思いは5年前から変わらない」と意気込んだ。

従来の勢力図は「東高西低」の傾向が強かったが、親会社から資金面でのバックアップを受けて島根、広島など西地区のチームが補強に成功。昨季までとは異なる構図となりそうだ。