アジア杯5連覇を達成したバスケットボール女子日本代表の司令塔・宮崎早織(ENEOS)が、遠征先で食べたカップラーメン効果を口にした。大会から一夜明けた4日、オンライン取材会で明かした。

大会前に日本代表の公式ツイッターで公開された動画で、「(開催地の)ヨルダンにはカップラーメンを持って行く。八村君のカレー味」と公言していた宮崎。日清食品から発売された、NBAウィザーズの八村塁とのコラボ商品「カップヌードル 氷見カレー ビッグ」と推測される。

東京オリンピック(五輪)期間中にもカップ麺を「1回か2回は食べた」と明かした宮崎は、ヨルダン遠征中に「もっと食べた」と、口にする機会が増えたことを告白。海外での食事が口に合わないそうで、「香辛料が効いているご飯が苦手で食べられず、3キロやせた。過酷でした」と振り返った。異国の地で頂点を目指して戦う中で、自ら持参した複数のカップ麺や、チームが持ち込んだ「お湯を入れてつくるご飯」やみそ汁でパワー補給し、懸命に戦い抜いた。

宮崎は中国との決勝で26得点11アシストのダブルダブルをマークして勝利に貢献。大会ベスト5に相当する大会オールスター5にも選ばれた。「このメンバーで優勝できてうれしいし、ベスト5もうれしい。五輪で試合に出られなかった悔しい気持ちを存分に出せた」と大会を振り返った。