バレーボール女子Vリーグ1部(V1)のヴィクトリーナ姫路は4日、姫路市内で開幕前の記者会見を開き、新加入したオランダ代表のセレステ・プラク(25)が上位3チームの「ファイナル」進出を誓った。

世界トップクラスのスパイクが持ち味で、打球の速さは105キロ。その特徴から樹木をたたき切る「チョップ(chop)」、名前の頭文字の「C」と「P」をとり「チョッピー(Cioppi)」と親しまれている。16年リオデジャネイロ五輪で4位入賞に貢献した点取り屋は「いくつかの日本のチームから誘いがあったけれど、姫路は最も情熱的だった。まだ数日練習をしただけですが、チームのみんなは優しくて、家にいるよう」とほほえんだ。

チームは昨季10位。中谷宏大監督の2季目となり、スローガンに「ブレーク(Break)」を掲げる。期待が集まる190センチの新戦力は「早く対戦相手に私たちの実力を見せたい。ファイナルラウンド進出を目指します。私がプレーしている間は、私の目の中にある炎を見ていただきたい。力強いアタックを見てください」とアピール。15日の東レ戦(滋賀・ウカルちゃんアリーナ)から、新たな挑戦が始まる。【松本航】